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『街中を闊歩するサッカー部や野球部のエリート営業社員候補生感は異常』でサブカル!

彼らの恵まれた体格と茶褐色の健康的な肌。

 

ほどよく付いた筋肉。浮き出る血管と漂う男らしさ。青春の爽やかな汗と可愛いマネージャーとの恋愛が似合いそうな風体。

 

 

奴らの圧倒的人生楽勝感、いずれ営業成績一位取るだろう感は異常である。(偏見に偏見を上乗せしている)

 

 

俺の街の近くには大学がある。

 

おそらくそこの大学の人間たちだろう。チームの揃いのジャージを着たサッカー部の集団がよく駅を闊歩しているのを見る。

 

 

彼らに長髪はいない。かくいう自分は、芸術家気取りの長たらしい髪をワックスを使って癖毛風にアレンジしている。軟派な男である。

 

比べて彼らは清潔感と溌剌さを湛えた黒色短髪だ。

 

とても健康そうで、元気な印象を与える。おそらくは就活において持ち前の明るさを前面に出し、真面目系クズが敗北を繰り返す中、大手企業の内定を勝ち取るのだろうか。

 

仮に少々ブラックな会社に引っかかっても奴らはそう簡単に屈しない。運動部というブラックな部活動をやり遂げた人間だからだ。

 

 

その明るさと少々間の抜けた雰囲気は先輩に好かれる。飲み会においても現代の若者特有の嫌悪感を持たずに、その場を楽しむバイタリティを発揮する。

 

 

奴らはこの飲みニケーション大国において、上司に好まれ、社内においての発言力を持ち、培ってきた体力を存分に発揮し、その軽妙なトークで営業を成功させる。

 

 

 

 

 

というゴリゴリの偏見を持つ俺は、彼らを見ていると、『ありゃ就活も有利だろうなあ。なんか知らんけどメンタル強いだろうし仕事出来そうだしな。もう既に大口の案件獲得した感じあるもんな。知らんけど』と思うのである。

 

 

 

鏡を見てみると、いかにも貧弱そうな風体の男の青白い顔が映っている。就活に苦労したのも頷ける。

 

 

 

奴ら体育会系とそれ以外、俺はこの国の男は2種類に分別していいと思っている。(そんなことないお。バカかな)

 

 

俺たち文化系に出来ることは、奴らが溌剌と働くのを見て『社畜に向いた肉体だな』と負け犬の戯言を溢すぐらいである。

 

 

文化系はマスターベーションのように誰に読まれるか分からない文字を連ねがちだ。

 

 

性格も屈折してる。もちろん俺たちはエリート社員にはなれない。組織のピラミッドを駆け上がるバイタリティはない。少なくとも俺にはない。

 

 

さらには考えなくてもいいことを考えがちである。病みやすいのも俺たちだ。

 

 

生きづらいのも俺たちだ。

 

 

 

 

 

しかし、優しいのも俺たちである。

 

 

 

俺は知っているのだ。運動部の辞めた人間に対する排他的な思考を。

 

 

高校時代、サッカー部は幅を利かせ、スクールカーストの頂点に君臨していた。しかし、部活を辞めた奴の転落ぶりはひどい。辞めた瞬間にもう仲間じゃないのだ。

 

俺たちは必死に頑張ってるのにお前は逃げた。だからもう敵だ。

 

そうした猿並みの思考回路を持っているのだ。

 

 

 

文化系は虐げられ、敗北の経験も多いゆえに他人に優しい。甘過ぎる節があるくらいだ。

 

 

 

でも俺は!

 

 

俺は...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生まれ変わったら体育会系になりたい!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんてことはない。