『小さな革命』でサブカル!

階段を下りている時、下段に差し掛かると手摺りに手を掛けて横に飛び越えてみたい衝動に駆られる。


もちろんやらない。そんな奇天烈な理由で骨でも折ったとしたら、周囲への説明も骨が折れるものとなるからだ。


しかし、もしも飛び越えたらそれは『革命』だと思う。


つまり思いついてもまず出来ないこと、やったらその先どうなってしまうのか見当もつかないこと。
こうしたことを実践することは日常からの『革命』と言えるだろう。



会話が盛り上がり、握手を求めてきた先輩の頭を引っ叩くのも革命だ。


喫茶店の椅子を全て逆さまにするのも革命。


電車で前に立っている人にほかほかの白飯の匂いを嗅がせるのも革命である。


革命は非常に危険でリスクが伴うものだ。もしもやってしまえば、もう自分を平凡と形容することは一生出来ないだろう。



しかし、恋愛における革命は奇跡を起こす可能性がある。


通学、通勤電車で毎回見掛ける素敵な思い人に、したためた手紙を渡してみてはどうだろう。

嫌悪感丸出しの顔で突き返されるかもしれない。
はたまた暴言を吐かれるかもしれない。


けれど、確率は低いが万が一そこからお互いの気持ちが通じ合い、恋愛に発展し、結婚して子供が生まれ、その子供が立派に育ち、素敵な家庭を築けたとしたら...

それは革命による奇跡と言えるだろう。



別に嫌われてもいいじゃないか。例えばコンビニ店員の可愛い女の子に電話番号を渡す革命を起こそうとしているお前は、もうその時点で気持ち悪い奴なんだから。


むしろ嫌われて当然だろう。迷惑甚だしい。ふざけるなという話だ。


でも革命を起こす奴はそういう奴だ。
嫌われ、疎まれている。



でも道の外れた先輩に『それは違うんじゃないですか』と言えるような奴は立派な革命家だ。




小さな革命を起こそう。

引きこもっている奴は窓を開けてみればいい。


通勤の鞄を持つのが億劫ならリュックを背負えばいい。



嫌いな奴にはお前は嫌いだと言えばいい。




窮屈な日常を壊すのはこうした小さな革命である。


だから人間には少しだけ勇気がいるのだ。