サブカル小説

『男は皆んなモテる為に生きてるんじゃないか』でサブカル!

バーにて 「俺は最近思うんだよ。男っていうのは皆んなモテる為に生きてるんじゃないかって」 「唐突になんだよ。とりあえずそれは違うぞ。俺は今の彼女一筋だからな」 「そういう問題じゃないんだよ。彼女がいようがいまいが、女の子にはよく思われたいだろ…

『トイレのドアを開けたらそこは大草原』でサブカル!

村人の夢 男はトイレにいる。 毎朝、決まった時間に朝食を食べ、決まった時間にトイレに入るのだ。そのルーティンをこなして会社に行く。 しかしそのルーティンに変化が訪れた。 トイレから出ることにした男はドアを開ける。すると、そこは見覚えのない光景…

『押すだけでストレスが解消されるボタンの話』でサブカル!

ストレス解消ボタン 男はストレスが溜まっていた。 齢は30後半。上役と若手の板挟み、いわゆる中間管理職のような立場にいた。 上役からは無理難題を押し付けられ、若手からは現場の文句を受け付ける。 男は非常にストレスが溜まっていたのだ。 ある夜、仕事…

『モチベーションが跳ね上がるサンダルの話』でサブカル!

魂のサンダル 女はサンダルを3週に渡って探していた。 とはいえ、季節は真夏の直前。今から買っても遅くはない。女が求めるサンダルは限定1000個のサンダルであり、さして栄えていない地元の街にはあるはずがなかった。 女は3週に渡って休日に都会に繰り出し…

『トラウマを消せる機械の話』でサブカル!

トラウマ忘却装置 男が会社を辞めて1年が経った。 職場復帰の目処は立ってない。男はかつていた会社での出来事がトラウマとなり、精神の病に罹っていたからだ。慢性的な食欲不振、胃痛。男はみるみるうちに痩せ細っていく。 男は学生時代部活動に入り、ラガ…

『お金が減らない財布の話』でサブカル!

無限財布 男は勤め人である。 昼休憩、いつもと同じように近くの喫茶店でランチを食べた。会計の時、馴染みの店主に今日のオムライスも絶品だった旨を伝え、財布から千円札を出した。 確認した財布の中身は、ざっと見るに千円札が9枚はあるように見えた。男…

『キャロルとの会話』でサブカル!

「私はあなたから見れば、もういい大人かもしれないけど、私は私のことをそうは思わないわ。18の頃と比べて内面的変化がないとは言わないけれど、あなたの歳と比べたら成長しているのか甚だ疑問だわ」 「僕みたいな学生と同じような精神年齢だなんて、どう考…

『小説「火花」ではなく「花火」を書いてみた』でサブカル!

ぼく『今年は何人犠牲になった?』 友『100を超えてから数えるのをやめた。そのぐらい犠牲者がいるってことだ』 ぼく『もうこんなの散々だ。毎年この時期になると気が狂いそうになる』 友『俺もだ。けど、毎年花火を見たらそんな気持ちもどっかに吹っ飛んじ…